オセロテクニック集

オセロテクニック集 No.3「開放度理論」

今回ご紹介するのは開放度理論というもので、前回のオセロテクニック集 No.2「返す石は少ないほうが良い」とつながりがあります。

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開放度理論とは?

開放度理論は打つ場所に対して「開放度」を計算して良し悪しを定量的に判別するための理論です。

では開放度をどのように求めるかを見ていきます。

まずは今回の盤面です。

次は黒の手番です。

開放度の求め方

開放度は打つことによりひっくり返した場所の周りに空いているマス数をカウントした数字で求められます。複数箇所ひっくり返した場合には、それぞれの開放度を足した値です。

仮にF3に打った場合を考えてみましょう。

F3に打つとD5とE3・E4がひっくり返ります。
D5の開放度は周りに空いてるますがないのでゼロですね。
E3の開放度はD2・E2・F2だけでなくひっくり返したマスもカウントするので4です。
E4の開放度もひっくり返したマスをカウントして1です。
よってF3に打った時の開放度は5になります。


開放度で最適解を探る

開放度のカウントの仕方は分かったと思います。

では黒の手番は開放度で考えた時にどこがベストだったのでしょうか?以下は黒の打つ場所ごとの開放度です。

見ていくとB4が開放度2ということでここが最善手になります。ひっくり返す場所は1箇所のみで、相手が置けるようになる場所も少ない一手となります。

開放度理論は前回の「石はなるべく少なく返すほうが良い」というセオリーで進めることができる優秀な理論なのです。

開放度理論は常に正しくはない

開放度理論は常に正しいものではありません。あくまで中盤のセオリーを定量的に示した理論です。

ですから開放度理論だけで進めていくと数手先で痛い目にあうこともあるので、万能の理論ではなくあくまで考え方の一つなのです。

ゲームを進める際にも一つ一つ開放度を数えていたら時間がなくなってしまうので、知識や考え方として知っておくとともに棋譜の解析で使ってみると良いでしょう。

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